セント・マーガレット・スクールは、ブリティッシュコロンビア州ビクトリアにある私立の女子校です。22エーカーの自然豊かな敷地には校舎と4つの寮、カフェテリア、図書館、ジムなどがあります。
クラスは平均10人から20人と小人数を徹底し、生徒一人一人に目が行き届くよう、またそれぞれの個性を重視するよう配慮されています。STEM教育(科学、技術、工学、数学)を実施し、女性の少ないと言われるこれらの分野でリーダーシップを発揮できるような人材の育成に力を入れています。教師の評判もよく、多くの教師が専門分野での修士号を持っています。
この学校では経験から学ぶことの重要性を強調しており、20以上のクラブ活動と様々なボランティア活動の機会の他、小旅行や観光などのアクティビティが充実していることも特徴です。
メキシコ、ドイツ、サウジアラビア、中国、日本、韓国など様々な国から留学生を受け入れているため、第二言語としての英語教育でも高い評価を得ています。英語力が低い場合、まず留学生のみの少人数クラスで英語に注力したカリキュラムに参加します。英語力がついてきたら通常クラスに参加しますが、引き続き自分のレベルに合わせた英語の授業を受講することが推奨されています。
BC州の中でも有数の進学校で、卒業生の97%が進学します。アメリカの有名大学に進む生徒も多く、日本人の場合は帰国して有名私立大学へ帰国子女枠で入学する生徒もいます。
通学生は幼児からGrade12の約220人、寄宿生は約130人で、留学生の多くが寮生活をしています。寮では第二の家族のような環境を提供しています。スタッフが手厚いケアをするだけでなく、Grade12の生徒による”シスター”制度があり、学年を超えてコミュニティーを築いています。