プランニングの前に…

カナダ高校留学・進学成功の秘訣は、自分の将来について時間を作って考えることから始まります。カナダ高校留学・進学という選択肢を視野に入れたその時にすでに具体的な「やりたい」「なりたい」が定まっていなくても問題ありません。実際に、この時点で具体的な「プラン」を持っている人はほんのごくわずかです。

カナダでの教育がどのようなものか、どのような環境が生徒のために整えられていくのか、そのような情報を集めていくことによって、自分が実際にどのような分野に興味があって、どのようなことをするのが好きなのか、「自分の将来像」がだんだんと見えてくるのです。こういった意味でも、自分の進路について考えるということは文字通り自分の将来を「設計する」一つの大事なプロセスです。

自分の将来を設計するにあったって大事なことは、自分がどこに向かっているのか、その意識を絶えず持っておくことです。QLS Premium Education では、その指針となる三つの「歯車」として「学ぶ」「調べる」「話す」の三つを紹介しています。

 

「学ぶ」とは、自分の将来のために必要なスキルを身につけることです。

カナダの高校留学のためには厳しい審査・試験に通らなければなりません。そのひとつの指針となるのは学校の成績や英語の試験の成績です。こうした情報を通して学校側はあなたがカナダの高校で勉強するためのツールとしての知識をきちんと兼ね備えているかを判断します。

その一方で、カナダでは一般的に勉強といって連想されるもの以外の「学び」についても学校の成績と同じくらい重要になってきます。カナダの高校が知りたいのは、課外活動やクラブ活動、ボランティアの経験などそういった勉強以外の経験を通してあなたがどのように考え、問題を解決してきたかです。

こういった広い意味での「学び」を通して身につけられる能力が留学の基礎になるのです。

「調べる」とは、自分の「なりたい」「やりたい」に関する情報とそれを達成するために必要な情報を集めることです。学びがあなたの「なりたい」「やりたい」の基礎であるとすれば、調べるはその基礎から目的のための道筋を見つけだすことです。「なりたい」「やりたい」もそこまでの道のりも100人の学生がいれば100人違った答えが出てきてもおかしくありません。

自分の将来の進路についてのアンテナを立て、様々な情報を集めておきましょう。そうした情報が留学準備のそしてあなたの将来設計の糧になります。

「話す」とは、自分のやりたいことを相手に伝えることで明確にすることです。あなたは今の自分の目標、それまでの道筋を言葉にすることができますか。何より、この「話す」ことのいい点は、自分以外の人間に分かるように言葉にしないといけないということです。また、「話す」ことは、自分の考えを表現することで周りを巻き込むことでもあります。自分のやりたいことをきちんと伝えられれば、それを手助けしてくれる人が増えます。言葉にすることで同じ目標を持つ仲間が増えることもあるでしょう。こうした周りのサポートがあなたの留学準備を後押ししてくれるのです。